![今年最後のジムロック.今回もアツク盛り上がったぞ!](../title.gif)
ジムニー乗りなら誰もが興味シンシンのオフロード競技、それがジムロック。もうお馴染みですよね!?その第3戦が奈良トライアルマウンテンにて開催された。今回も告知は津田レーシングのHPのみ。しかし参加台数は44台という大盛況だった。
コースの難易度は第2戦とほぼ同様ながらテクニカルな設定となったのが第3戦の特徴。アップダウンはもちろん、マーカーを支点に一周するようなレイアウトもあった。そんな中で多くのエントラントは前回にもましてロックマシンの完成度やドライビングテクニックを磨いてきたので特に上位は激戦となった。ラインを読んでクローリングで岩を登るのはもちろん(かつてはイケイケドンドンでとにかく踏むドライビングが主流だった)マーカーのオールクリアは当たり前。どれだけ短いタイムでゴールできるかが勝負の分かれ目となった。第1戦目から見ているものとしては隔世の感があるのだ。
とはいえ、そのタイムもコース設定者からすれば「狙い通り」とのこと。というのはフラットなラインでもクローリングでゆっくりと進んでいったためにタイムを落としてしまったエントラントが見受けられたからだ。今回のポイントはラインを読みきって、いけるところはドンドン行って、上り下りを丁寧に誘導するポインター勝負の一面もあった。「なぜ勝てないのか?」と悩んでいるかたは事前にドライバー・ポインターとコースレイアウトをしっかりと相談してはいかがだろう。 ちなみに今回の優勝チームはなんと、エクストリームからロックに参戦し続けてきた太田慧子、喜多康仁組。そのキャリアが存分に生かした結果だろう。ジムニーユーザーであれば老若男女問わず誰もが楽しめ、しかも熱くなれる競技、ジムロック。来年の勝負も見逃せないぞ! |